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法人の固定回線・携帯回線どうする問題 — 名義を変えるより先に、お金の流れを揃える

・ 約4分で読めます ・ 文責: ひとり経済圏

※本記事にはプロモーション(PR)を含みます。

法人を作った直後に地味に迷うのが通信環境です。「ネット回線もスマホも法人名義にしたほうがいいのか?」——先に結論を言うと、名義はどちらでもよくて、大事なのはお金の流れと記録を揃えることです。順番に整理します。

目次
  1. 選択肢は3つしかない
  2. 固定回線:自宅兼事務所なら按分が基本形
  3. 携帯回線:ひとり法人は「個人名義+按分」がデフォルト
  4. 固定電話番号どうする問題 — 銀行・審査で効くのはこっち
  5. 名義と支払の「ねじれ」だけは放置しない
  6. まとめ

選択肢は3つしかない

構成中身向いている人
A. 個人名義のまま按分今の回線をそのまま使い、事業利用分だけ経費にほぼ全員の初期値
B. 個人名義のまま事業専用事業専用に1本追加契約し、全額経費に按分の説明を消したい人
C. 法人名義で契約法人審査を通して契約、全額法人の経費に番号や請求を完全分離したい人

ひとり法人の実務では、まずAで始めて、困った点が出たらBかCに進むのが最小コストです。「法人を作ったから法人契約にしなきゃ」という義務はありません。

固定回線:自宅兼事務所なら按分が基本形

自宅で仕事をしているなら、自宅の光回線を事業利用の割合で按分して通信費に計上するのが基本形です。按分割合は「週の作業日数」や「使用時間」など、説明できる基準を決めて継続することが本体で、名義が個人であること自体は問題になりません。

法人名義(または事業専用の追加回線)を考えるのは、こういう場合です。

新しく引く・乗り換える場合、光コラボ系はどの窓口から申し込むかでキャッシュバック条件がかなり違います(下のPR枠に、当サイトが未利用であることを明記した上で窓口を置いておきます)。

携帯回線:ひとり法人は「個人名義+按分」がデフォルト

スマホも考え方は同じで、個人名義のまま事業利用分を按分が初期値です。私用と事業用が同じ端末なら、通話・データの実態に合わせた割合を決めて継続します。

法人名義(法人携帯)に切り替える判断基準は次の4つです。

  1. 事業専用の電話番号を分けたい(名刺・特商法表記・取引先対応を私用番号から切り離す)
  2. かけ放題や複数回線をまとめたい(法人プランは複数回線の一括管理と請求書払いが前提の設計)
  3. 端末代を法人の経費・資産として明確にしたい事業用PCの記事と同じ金額の壁の話がスマホにも適用されます)
  4. 将来、人を入れる予定がある(貸与端末の管理は法人契約が圧倒的に楽)

知られていない実務として、法人携帯はキャリアショップの店頭ではなく代理店窓口経由が主流です。法人契約は審査書類(登記簿など)のやりとりが要るので、来店不要で書類を往復してくれる窓口のほうが速い。逆にデメリットは、個人向けの格安プランより高くつくことがある点と、契約期間の縛りが残っている場合がある点で、「安くするため」に法人契約へ行くと期待外れになります。目的は分離と管理です。

固定電話番号どうする問題 — 銀行・審査で効くのはこっち

「固定電話がないと法人口座を作れない」と聞くことがありますが、正確にはこうです。

今の解は、物理的な電話回線を引くことではありません。スマホのアプリで03/06番号の発着信ができるクラウド固定電話(月1,000円前後〜)で足ります。1つだけ注意があって、050番号は審査や表記で「固定電話」と認められないことがあるので、取るなら市外局番(0AB-J)の番号を選んでください。

名義と支払の「ねじれ」だけは放置しない

一番やってはいけないのは、個人名義の回線料金を、法人口座から何の整理もなく引き落とすことです。契約者と支払者がねじれると、役員への貸付か立替かの整理が必要になり、決算のつまずきの記事で書いた「名義・金銭・申告主体を揃える」原則に反します。

実務の整理はこうです。

まとめ

税務の扱いは事業の実態によって変わります。金額が大きい判断は国税庁の資料か税理士に確認してください。