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使い終わったスマホを手放す3ルート — 下取り・買取店・フリマを同じ表で比べる

・ 約4分で読めます ・ 文責: ひとり経済圏

使い終わったスマホの行き先は、大きく3つしかありません。

  1. 下取り — キャリアやメーカーに渡して、ポイントや値引きをもらう
  2. 買取店 — 買取業者に売って、現金をもらう
  3. フリマ — 個人に直接売る

うちは物販でスマホの売却を実際にやっているので、2は日常業務です。1は6社129通りの横断調査で価格を全部並べました。その両方を踏まえて、3ルートを同じ表で比べます。

目次
  1. 全体像
  2. ルート1:下取り — 「売る」ではなく「次が安くなる」
  3. ルート2:買取店 — 現金で早い。実務で使っているのはここ
  4. ルート3:フリマ — 最高値と引き換えに、手間とリスクを自分で持つ
  5. 手放す前に全ルート共通でやること
  6. まとめ

全体像

下取り買取店フリマ
受け取るものポイント・値引き現金現金(手数料引き後)
金額の水準公表価格で固定査定で変動自分で決める(最高値を狙える)
手間乗り換えと同時に完結持ち込み or 宅配撮影・出品・梱包・発送・対応
売れるまでの時間即時即時〜数日売れるまで不定
価格交渉・トラブルなしほぼなしあり得る(すり替え・返品)
手数料なしなし販売額の約10%+送料

結論を先に言うと、どれが得かは「何を受け取りたいか」と「手間をいくらで見るか」で決まります。金額の絶対値だけならフリマが最高値になりやすく、手間ゼロなら下取り、現金で早くなら買取店です。

ルート1:下取り — 「売る」ではなく「次が安くなる」

下取りの本質は横断調査で書いたとおりです。要点だけ再掲します。

つまり下取りが合理的なのは、買い替える人、かつその会社の値引き・ポイントを確実に使い切る人です。乗り換えついでに手続きが終わる、という手間ゼロの価値も乗ります。

逆に「買い替えない」「その経済圏を使っていない」なら、下取りは候補から外れます。

ルート2:買取店 — 現金で早い。実務で使っているのはここ

うちの物販は出口の一つが買取店です。実際に回してみての実感を書きます。

いいところは、速さと確実さです。 店頭なら査定からその場で現金、宅配でも数日で振込。フリマのように「売れるまで待つ」「購入者とやり取りする」時間がありません。個人間取引特有のすり替え・難癖リスクもない。

実務で覚えておくといいのは3点です。

  1. 査定額は店と時期で動く。 下取りの公表価格と違い、買取相場は変動します。複数店の事前査定(ネットで型番を入れると概算が出る)を取ってから動くと、店頭で1軒目に言われた額が高いか安いか判断できます
  2. データ消去と各種解除は自分でやってから。 iPhoneなら「探す」をオフにして初期化。アクティベーションロックが残っていると査定になりません
  3. 本人確認は必須。 買取店は古物商なので、法律上、売り手の本人確認が義務です。身分証を忘れると売れません。古物商の記事で書いた仕組みの、ちょうど反対側に立つことになります

事業として売る場合はもう1段あって、法人名義で売る話に書いたとおり、名義とインボイスの回答を決めておく必要があります。個人の私物を売るぶんには関係ありません。

ルート3:フリマ — 最高値と引き換えに、手間とリスクを自分で持つ

フリマ(メルカリ等)は、仲介の中抜きが薄いぶん手取りの最高値を狙えます。ただしその差額は、次のコストで払っています。

目安として、買取店の査定とフリマの相場(売れた実績価格)の差が数千円以内なら、うちは買取店を選びます。手数料10%と手間・リスクを差し引くと、フリマの「高く見える価格」は思ったより残らないからです。

差が1万円を超えるような機種(人気色・美品・容量大)なら、フリマの手間に値段がつきます。そこは割に合う。

手放す前に全ルート共通でやること

どのルートでも、渡す前の準備は同じです。順番どおりに。

  1. バックアップを取る(新しい端末への移行を済ませる)
  2. 各種アカウントの紐付け解除(iPhoneなら「探す」オフ→サインアウト)
  3. 初期化(設定からすべてのコンテンツと設定を消去)
  4. SIM・SDカードを抜く(物理SIMは意外と忘れます)
  5. 付属品と箱を揃える(買取・フリマでは箱ありで査定が上がることが多い)

「探す」オフと初期化を店頭でやると、その場で時間を食います。家で済ませてから行くのが早いです。

まとめ

3ルートは優劣ではなく役割の違いです。受け取りたいもの(現金か値引きか)と、自分の手間の値段を先に決めれば、選択は自動的に決まります。