フリマで売るか、宅配買取に出すか — 中古物販業者が「自分の不用品」でやっている使い分け
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「フリマと買取、どっちが得か」の答えは単純で、金額だけならほぼ常にフリマが上です。買取店は再販売の利ざやを取る側なので、査定額はフリマ相場より下に来る——これは中古物販で仕入れと値付けをしているうちが言うので間違いありません。
それでもうちは、自分の不用品や値付けを誤った在庫を宅配買取に出すことがあります。金額の差より効く要素があるからです。
フリマの取り分を正しく計算する
メルカリを例にすると、売上から引かれるのは販売手数料10%+送料(多くのカテゴリで買い手負担にすると売れ行きが落ちるため実質売り手負担)。3,000円で売れた小物なら、手数料300円+送料210〜750円で手取りは2,000〜2,500円です。
そしてお金の外側に、1点あたりの時間があります。
- 撮影・採寸・説明文・出品:10〜15分
- 値下げ交渉・質問対応:不定(これが一番読めない)
- 売れてから梱包・発送:10〜15分
1点30分かかるとして、手取り2,000円なら時給4,000円。これは悪くない。でも手取り500円の品なら時給1,000円で、しかも売れるまで在庫が家を占領します。
宅配買取の価値は「時間の一括精算」
宅配買取は、段ボールに詰めて送るだけで全点まとめて現金化が終わります。1点あたりの査定額は低くても、30点を1時間で処分できるなら、フリマで30点を15時間かけて売るのと比べて損か得かは自明ではなくなる。
うちの使い分け基準はこの表です。
| 品物 | 出口 |
|---|---|
| 単価3,000円以上・相場が読める | フリマ(時給が成立する) |
| 単価1,000円未満・点数が多い | 宅配買取に一括(時給で考えると即決) |
| ゲーム・本・CDなど型番もの | 宅配買取の事前査定→フリマ相場と比べて決める(型番ものは査定が機械的で買取価格が読みやすい) |
| トレカ・ホビーの当たり枠 | フリマか専門店。汎用買取に混ぜない |
| 電源が入らない・状態難 | 宅配買取(フリマではトラブル源になる) |
ポイントは3番目で、買取価格が公開されている・事前査定が取れる店を使うと「フリマとの差額」が見えるようになります。差額が小さければ迷わず買取、大きければその品だけフリマへ。全部をどちらかに寄せる必要はありません。
事業者側の視点をひとつ
事業の在庫を処分する場合は、売却額が売上・処分損が経費になる通常の処理です(自分の生活用品の売却は原則非課税で、ここは混ぜないこと)。また「仕入れて売る」を反復するならフリマでも古物商許可の世界に入ります。不用品の売却だけなら許可は不要です。
まとめ
- 金額はフリマが上、時給と即時性は買取が上。単価3,000円と点数がだいたいの分水嶺
- 事前査定・買取価格公開のある宅配買取を「相場計」として使い、差額の大きい品だけフリマへ
- 状態難・低単価多数・引っ越し前の一括処分は買取一択
- 事業在庫の処分は帳簿処理を忘れずに。反復仕入れ販売は古物商許可の世界
下のPR枠に、事前査定や価格公開のある宅配買取の窓口を置いておきます(当サイトの利用経験はなく、公表情報に基づく紹介です)。