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設立直後でも作れる法人ETCカードは、走行料金の8%が手数料 — 月1万円走るなら年10,150円。出資金1万円は脱退時に戻る

・ 約4分で読めます ・ 文責: ひとり経済圏

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法人を作ってすぐの時期は、法人クレジットカードがまだ手元にないことがあります。その間、仕入や納品で高速道路を使うと、個人のETCカードで払って立替精算することになります。件数が増えると、明細の仕分けがじわじわ面倒になります。

そこで選択肢に入るのが、協同組合が発行する法人ETC専用カードです。高速情報協同組合のカードは「新会社でも作れる」と案内されています。うちは使っていないので、公式サイトの数字だけで費用を計算しました。

目次
  1. 費用は4つ。大きいのは「走行料金の8%」
  2. 月5,000円・1万円・2万円走ると、年額はいくらか
  3. 法人クレジットカードの付帯ETCと、どちらを選ぶか
  4. 申し込みに必要なもの
  5. 申し込む前に知っておくこと
  6. まとめ
  7. 出所

費用は4つ。大きいのは「走行料金の8%」

費用金額いつ
出資金10,000円/1社加入時。脱退時に返金
カード発行手数料550円(税込)/1枚発行時
取扱手数料550円(税込)/1枚年1回
事務手数料毎月の走行料金の8%毎月

出資金は預けるお金で、やめるときに戻ります。実質の負担は、年550円の取扱手数料と、走行料金の8%です。8%は、請求書の作成や信販会社への立替保証などに伴う事務手数料、と公式サイトに説明があります。

月5,000円・1万円・2万円走ると、年額はいくらか

カード1枚で、毎月同じ額を走る場合の試算です(公式の料率を当てはめた仮の数字)。

毎月の走行料金8%の手数料(年)取扱手数料(年)年間の負担
5,000円4,800円550円5,350円
10,000円9,600円550円10,150円
20,000円19,200円550円19,750円

初年度はこれに発行手数料550円が加わり、出資金10,000円を預けます。

走る量が少ないほど、負担は小さく済みます。月に数回、仕入先や倉庫へ行くときだけ高速に乗る、という使い方なら年5,000円前後です。毎日のように走る事業では8%が重くなるので、次の節の比較が効いてきます。

法人クレジットカードの付帯ETCと、どちらを選ぶか

協同組合の法人ETC専用カード法人クレジットカードの付帯ETC
クレジット機能なし(高速道路専用)あり
設立直後「新会社でも作れる」と案内カード会社の審査による
走行料金への手数料8%カードによる
支払い月末締め、翌々月8日に口座振替カードの引き落とし日
明細請求書(翌月20日頃に公開)カードの利用明細

選び方は、次のように分かれます。

8%は「カードの審査を待たずに、設立直後から法人名義で高速代を分けられる」ことへの費用、と考えると判断しやすいです。走行料金が月1万円なら月800円です。

申し込みに必要なもの

申し込みは法人または個人事業主に限られます。公式サイトにある添付書類は3つです。

  1. 商業登記簿謄本(写し可)。個人事業者は所得税確定申告書(写し可)
  2. 車検証(写し)
  3. ETC車載セットアップ証明書(写し)

流れは、メールフォームから申し込む → カード申込書が送られてくる → 申込書と添付書類を返送して出資金を入金 → カード発送、です。書類が組合に届いてから10日程度でカードができあがります。

登記簿謄本は写しでよいので、設立のときに取った謄本のコピーが使えます。支払いは口座振替なので、法人口座ができてから申し込む順番になります。設立後の手続き全体の並びは設立から第1期決算までの順番にまとめています。

申し込む前に知っておくこと

まとめ

出所